荒川市民マラソンが暴風のため中止に。

今日はシフトに入っていなかったので夜になって知ったのですが、荒川市民マラソンが暴風のため中止になったそうです。RxL socks部長のブログによると、スタッフも近づけないぐらい危険な状態だったとのこと。写真を見てもテントはなぎ倒され、中にあった物品もぐちゃぐちゃ、仮設トイレも倒れていたという話もあります。
ネット上の反応を見ると、中止を決断した大会側を評価する意見が大多数です。もちろん、走りたかったという人は多いですが、中止やむなしと感じたのでしょう。大規模の大会になればなるほど、中止にしたときの損失が大きくなるので運営側も躊躇するようになりますが、やはり一番大事なのはランナーやスタッフを含めた安全な運営です。
個人的に、今のランニングブームを冷めさせる要素として、大会時の大事故が一番可能性ありそうな気がしています。東京マラソンのときも津波警報が出ていたことで批判も出ていましたが、都市のPRや商業的な思惑が絡んでいる大会ほど、現場外からの圧力で中止の決断が下しづらいことが起こりそうです。新しく大会を企画している方々には、こうやって中止になって大きく損失が出るリスクもあることをわかった上で取り組んでほしいものです。