不調の底

プロ野球 オリックスブルーウェーブ福岡ダイエーホークス(GS神戸)
 腹立たしさを通り越してぐったりしてしまったので観戦記を書く気もなくしてたのですが、少し落ち着いたし、記録は残しておかないといかんと思ったので書いておくことにしましょう。

 前回の観戦記に書いた試合(ファイターズ新人の中村隼人に完封された試合)から、BWは3連続完封負けを含む4連敗で地元神戸に帰ってきた。貯金を徐々に減らし、混戦パリーグで徐々に順位を下げながら迎えた首位・ダイエーとの3連戦。金曜のナイターながら、思い立ったが吉日とばかりに神戸へと向かう。メガホンを持っていくのを忘れたので、いい機会とばかりに新型の紺-銀のメガホンを購入した(意外と高いのね)。

 到着はちょうど試合開始と同時。なんでも流通科学大のダイエーホークス応援ツアーなるものが組まれており、レフトスタンドが異常に活気があった。*1

 BW先発は、今シーズンピリッとしない(元?)ダイエーキラーの左腕・金田。外野席で場所を選んでいるうちに表の攻撃は終了。裏のBWの攻撃が終わったら食べ物でも買いに行こうと腰をおろしていろいろやっていると、いきなり歓声が。なんと3番・谷が初球をホームラン。あまりに突然だったのでスタンドに入る瞬間しか見れなかった。

 先取点をあげたのも束の間、3回に連打などで2点をとられあっさり逆転されると、ダイエー打線の猛攻が始まる。4回、秋山ソロ。5回、松中ソロ。6回にはエラーも絡み3失点。7回に日高の2ランで2点を返すも、8回・柴原ソロ、9回、松中ソロと、ダイエー打線のソロホームラン攻勢に9−3の敗戦。ラジオのリズムのいい投球に打線が反応できなかった。

 このダイエー3連戦、平日ナイターの初戦が15000人、「具臺晟デー」を企画した土曜が30000人、日曜が28000人とたくさんのファンが球場に詰め掛けたものの、結局3タテをくらい、チームとしても7連敗(そのうち完封負け4試合)して5位転落。次の西武戦で連勝して復調の兆しも見えるが、果たしてどうなることか。

*1:流通科学大はダイエーの中内オーナーが理事長を務める大学らしい。