【スピードスケート男子500m・2日目】(NHK)

 100分の3秒差、まさに500ならではの僅差の争いとなった。清水の2走目が終わった時点で、フィッツランドルフの目標タイムが34秒84。ちょっとこれでは勝てないかと思った。しかし、フィッツランドルフの同組の同じアメリカ・カーペンターの蹴ったコーンが、フィッツランドルフにあたってバランスを崩すというアクシデント。まさかと思ったが、結局それがぎりぎりとなる100分の3秒差を演出したのだから恐ろしい。もしあれでフィッツランドルフが敗れていたら、カーペンターは後々大変だったのではないだろうかなどと余計な事を考えた。
 おうおう、今清水のインタビューの途中で関西はニュースに入っちゃったよ。どうしてくれるんだ、おいおい。しかし、アナウンサーや解説者はいろいろ言ってたけど、やっぱり清水はかなり悔しそうだった。あと100分の3秒、あそこでこうしておけば、というのがあるに違いない。
 それにしても、2日目のトップタイムは、実はウォザースプーンの34秒63だったというのも皮肉である(清水が34秒65)。モチベーションがなくなった状態であることを考えると、やはりすごいとしか言いようがない。