みんなブルーウェーブを愛していた

神戸では、BWファンとして最後の集会(飲み会)が開かれた。幹事である隊長を始め、the YASUPAN氏を含め10人が集まった。観戦会でもないのによく集まったなあと思う。ほとんどの人は前に会ったことのある人だった。
途中、自己紹介を兼ねて「2004シーズンで最も印象に残った試合」「2005年はどうするのか」というテーマの話になった。去年ほとんど野球を見ていない僕にとっては印象に残った試合は無いに等しいのだが、辛うじて大阪ドームで生で見た試合(観戦記「しけった爆竹」参照)を伝えようと、『打線に勢いのあった序盤に完封負けした試合』と言ったら、周りの人はすぐに『塩崎が肉離れになった試合だ』とか『試合開始のアナウンスで本柳が「ほんごう」と呼ばれた』などと濃いエピソードで反応してきた。こんな集団、ありえない(自分ですら忘れていた観戦記のタイトルを覚えていたthe YASUPANさんもある意味すごい)。
僕は、来年以降はどこを応援するか分からない、今のところオリックスを応援する気には到底なれない、という態度をとっているのだが、来年以降も(消極的であっても)オリックスを応援するであろうという人が意外に多かった。野球が好きだから、地元のチームだから、阪急からオリックスに、ブレーブスからブルーウェーブに変わった時も同じように空しくなりながらも応援を続けたから、そこにはいろんな理由があるのだろう。勢いで4月4日神戸開幕戦に来いとも言われたけど、平日月曜のナイターなんて絶対無理っすよ(^^; 所沢ドームの開幕戦で許してください。
気になったのは、GS神戸には行くけど大阪ドームには行かないという立場をとる人がいたこと。もちろん、大阪ドームが野球場として最低であることも大きいのだろうが、それとは別に、ファンが多く球場に来てくれた方を本拠地にしたい、と観客を脅して球場に来させようとしたフロントの発言の影響もあるのではないか。神戸のファンが大阪に行かず、大阪のファンが神戸に行かなくては、1+1は1どまりである。大阪と神戸に分かれたシーズンチケットにしても同じである。合併劇で離れたファンの存在を考えると、あまり観客増は望めないんじゃないかな。