ジョニー黒木・復帰戦

黒木知宏

昨日に引き続き千葉マリンへ。ジョニー黒木の復帰戦ということで、予定になく急遽観戦へ。運良くボビーシート(三塁側内野指定席)が手に入ったのはよかったのだが、試合が試合だけにまわりはマリーンズファン一色。今日は一人なので、物理的にも精神的にも肩身の狭い観戦でした。
試合前に加藤大輔が目の前でサインを始めると、最初は子供の集団、それから大人も加わっておそらく20人ぐらいサインしたのではないでしょうか。時間かかりましたが嫌な顔せずに、好感が持てました。

大歓声で迎えられた黒木の立ち上がり。今日、1番に入った迎は打取りますが、平野のあたりはきわどくセンター前、サードスタメンの後藤が初球をライトにヒット。さらに黒木の暴投が出て1アウト2、3塁。ここで4番ガルシアが捕らえた当たりはセカンドライナーとなりゲッツー。この様子ならいつでも点が入るかなと思ったのですが、この後オリックスはほぼ毎回のようにランナーを2塁まで進めつつ、タイムリーが出ず無得点に抑えられます。
一方のオリックス先発は本柳。しょっぱなから後藤がファールフライを捕りそこなったり(僕の席からは目の前だったわけですが、一瞬後藤に、数年前にロッテ浦和球場で同じく目の前でファールフライを追っていた初芝が重なりました)、ガルシアがバタバタしたりして3連打で1点取られます。このままズルズル行くかと思ったら、なんとか後続を断ってチェンジ。4回にサブローにホームランを打たれますが、それ以外はきっちり締めて4回2失点、予定通りじゃないでしょうか。
黒木は7回、平野に四球を与えたところで降板。2点リードでランナー二人、黒木に最低でも負けがつく可能性が無くなったので、さあここから反撃だと思いましたが、藤田にあっさりひねられます。そしてその裏、萩原淳が昨日に続きイスンヨプにホームランを打たれます。実はこの場面、僕はトイレに行ってて投手交代に気づいていなかったので、『菊地原がイスンヨプに打たれたの?!』と驚いたのですが、よく見たら萩原で納得&腹立ちの2乗効果でした。おまけに里崎にまでホームランを打たれ黒木を援護します。前後の投手が無失点なだけに駄目さが際立ってしまいます。
最終回、待ちに待ったコバマサが出てきましたが、ランナー二人出しただけで劇場とはならず、結局黒木の復帰戦をマリーンズが完璧な形で飾りました。今のチーム状態を考えたら万全の状態にしてから復帰させるでしょうし、黒木の好投は驚くことではありませんが、チームとファンに火をつけることでしょう。一方オリックスは、いいとこなしで4連敗。プレーオフを決めたロッテに対し、4位西武と1ゲーム差で直接対決を迎えることになりました。はてさてどうなることやら…。
ちなみに私、今期観戦4戦全敗です。開幕のサヨナラ負けを別にしたら、ロクな試合が見られていない気がします。でも、3日はフルキャスト行きますので共に遠征される方々、御容赦願います。一場の初勝利アシストなんて嫌だな…。