「リンダリンダリンダ」

女子高生4人が文化祭のためにバンドを組んだ、ただし本番まであと3日。と聞くとドタバタした感じを受けるかもしれないけど(予告編を観てもそんなイメージだけど)、本編は特別なことは何も起こらない(ような感じを受ける)し、余計な説明くささはずいぶんと省かれていて、かえってのめりこんでしまった。
最後のライブシーンまでためて、ためて、一気に開放した瞬間は、使い古された本当に鳥肌が立った。そしてスタッフロールで、ブルーハーツの『終わらない歌』が流れてきた時は、ああ、やっぱり本当にいい曲なんだなと改めて感じた。ブルーハーツはCDを持っていないので買って聴きなおそうかな。
湯川潮音がなぜケガで抜けるギターの役なのかという疑問に対する答えがあって、非常に安心した(笑)。あのシーンはリアリティに欠けるけど、後のシーンのために必要だし、それ自体が楽しめたから問題なし。