仰木監督勇退に思う

Ron342005-09-30

仰木彬監督の勇退が正式に発表された。
思えば、合併球団の監督に仰木さんが決まった時点で「そりゃないよ」と思ったものだ。
近鉄ファンブルーウェーブファン、両方のファンをどん底に突き落とした球団合併劇。僕も含め、多くの人がファンをやめようと思ったはずだ。そこに仰木監督就任の話。両チームを優勝に導いた恩人。ブルーウェーブでの仰木監督最後の試合を思い出せば、それをずっと思い出として大事にしたかった。
仰木さんが監督になったことで、合併球団に対する反発の勢いが半減してしまった。このままなし崩し的に合併球団を応援することになるのではないか。それを狙ったのか使命感からか、仰木さんは本当に監督になってしまう。昨年末には複雑な心情であった。
球団合併によるチームの崩壊、パリーグの崩壊を防いだのは、間違いなく仰木さんの存在の大きさだったと思う。
一年間お疲れ様でした。ゆっくりパリーグを見守ってください。

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写真はブルーウェーブでの仰木監督ラストゲーム近鉄オリックスグリーンスタジアム神戸の文字、近鉄のユニフォーム、失われたすべてが懐かしい。