パワー・プレー

Ron342005-10-22

久しぶりの開催となった三ツ沢。天気はあいにくの小雨だったが、試合開始直前にピタリと止んだ。試合前にはDEPAPEPEのアコギの音色がスタジアムに響いた。気温は高くないけど、風が強くないので思ったほど寒くはない。雨だけど観客は8,000人以上入るなど、カズ効果がきっかけとはいえファンが増えたなあと思う。
前半は横浜FCペース。仙台に比べてパスがつながる。早い時間帯に北村のゴールで先制。今日はこのまま押し切れるんじゃないかな、と思ったんだけど、試合を変えたのはイエローカード
試合開始すぐの小野に続いて、仙台・菅井のファールでイエロー。まあイエローが出たことは問題ないプレーだったけど。次は城が、ユニフォームを頭にかぶってイエロー。なにやってるんだかキャプテン。。。シルビーニョにも1枚。
そして試合を動かしたのが前半40分頃、DF富永が連続でイエローをもらいなんと退場。トゥイード欠場で対バロン・CKの的としての働きを期待されていた長身がいなくなったことで、流れは一気に仙台に傾いた。
とりあえず山口を後ろに下げて対応しようとするが苦しい。なんとか前半は無失点で抑えたが、選手交代無しで始まった後半も勢いは止められず、仙台・村上の豪快なミドルシュートで同点。シュウェンクにも決められて逆転される。
横浜もようやく、小野を早川に、カズを高田に変え、山口を中盤に戻し3バックで逆転を目指すも、人数不足は明らかでセットプレー以外は攻めの体勢が作れない。結局1−2で敗戦。前半よかっただけにもったいない試合であった。
次のアウェイの水戸戦、11月6日の福岡戦でいったんカズがチームを離れるが、今日の前半のような動きが出来ていればファンも定着するんじゃないだろうか。今日だってカズが交代して帰るような人はほとんどいなかったし。
→今日も一緒に観戦した、自分にとって横浜FC観戦の師匠でもある佐竹台さんの観戦記