『タッチ』&『NANA』@目黒シネマ

2005年公開の2作。目黒シネマは割引券を使うと1300円で2作見られるのでかなりお得。どうしても観たい!という作品じゃなくても気軽に見られる。ある意味、レンタルより気軽(レンタルは他に選択肢が多すぎてなかなか決められないから)。そしてやっぱり家で観るより映画館のほうが音響もいいしね。うちの再生環境は、オレンジ色がにじむ14型ブラウン管テレビ&ミニコンポ音源か、スピーカーが死ぬほど貧弱なノートパソコン液晶しかないので。
そんな感じで、消極的な期待しか抱いていなかったせいか(笑)どちらの作品もずいぶん良かったです。
『タッチ』は昔アニメで見てた気がするけど覚えてなくて、大学時代にサークルの部室で漫画を読んだけど、和也が事故にあったところから続きが無かった(^^;そんな感じで、漫画や小説を映画化したときのテンポの速さが、かえってダイジェストを見ているようで気持ちよかった。あだち充の絵はあまり好きじゃないけど、話はツボを押さえていて面白いなあと思った。
ところで、MIZUNOとadidasが野球用品その他の提供として出てたけど、子供時代のバッグは思いっきり「ZETT」と書いてあった気がしたが気のせいかな?
NANA』は話題作だし、一度観るべきかなと前から思ってて、場内のお客さんも多くなってたね。ただ、僕は元々中島美嘉がすごく苦手で(見た目も歌い方も魅かれるところがないのだ)、そこのところだけが心配だったのだが、杞憂だった。あのしゃべり方はなんか不自然に感じてしまうのだけど、現実に不自然なしゃべり方をする人はいるし、ナナとハチの対比によって逆にリアルというか。
女性同士の友情なんて僕には分かりえない分野ではありますが、人気がある理由がなんとなく分かったような気がしました。