ハンガリーGP

凄い展開でした。予選のアロンソ、ミハエルのペナルティに始まって、フィジケラとミハエルの接触(あのまま行ってたら、ルノーにとってフィジケラGJなところでしたが)、アロンソのストップ、ライコネンの大クラッシュ、ウエットからドライへ刻々と変わる路面状況、セーフティカーの導入、そしてミハエルのまさかのストップ。ミハエルのストップの原因は分かりませんが、あのリタイアの時のボロボロのタイヤとスピードを見れば、ピット作戦という点でフェラーリが失敗したということでしたね。アロンソのリタイアで獲った分だけポイントが詰まるチャンスだっただけに、両者ノーポイントはアロンソにとってラッキーというところでしょうか。ライコネンもチャンスだったのになあ。
で、混乱の中で勝利したのがジェンソン・バトン&ホンダ。状況の変化と作戦がピタリとはまり、難しい路面の中で大きなミスをせずに走りぬきました。ホンダの優勝もそうですが、バトンの初優勝についても「やっとか」という印象。これをきっかけにレベルアップしていけるのかどうかが問われますね。