最終節

Ron342008-12-06

今日は仕事が思ったより早く終わったので急遽味スタでのヴェルディフロンターレ戦へ直行。バックスタンドは混んでたし眩しそうだったのでゴール裏1階の最上段で立って観戦してた。
到着したのは前半25分ごろ。0−0のままで何とか間に合った、と思ったら電光掲示板にヴェルディの選手の名前が一行ない。どうやら福西がレッドカードで退場になったらしい。勝てば降格が免れる立場のヴェルディだがこれは苦しい。その後の前半は見所なく、フロンターレの猛攻をしのぎながらなんとか終わる。フロンターレは優勝のためには点差をつけての勝利が欲しいのでジリジリする展開。
後半立ち上がりはヴェルディの方がチャンスが多かったと思う。サイドからクロスをあげるまではいい形で何本も入っていたが、シュートが打てないか打っても入らない。そうこうしているうちにフロンターレが先制。一方、他会場で下位の千葉が0−2でリードされていたので、ヴェルディはまあ負けても入れ替え戦、なんとか追いつけば残留確定の可能性もあるかと思って観てた。
しかし、後半ロスタイムに入ってフロンターレ中村憲剛のミドルで追加点。こりゃもうヴェルディは追いつけないなと思って他会場をチェックしたら、『千葉4−2FC東京』という目を疑うスコアが。そうこうしているうちに試合終了、あれよあれよといううちに降格が確定してしまった。

試合後

今日は試合中途切れることなく声援を続けたヴェルディのサポーターが、終了とともに静まり返った。思い返せば前回の降格のころはヴェルディのサポーターといえばほんとひどいくらいバラバラで応援の体を成していなかったのだが、人数こそフロンターレに負けていたもののちゃんとした組織になったものである。そのサポーターの中から最終戦終了の挨拶を待つ間にたくさんの横断幕が(写真)。バックスタンド側にまわって観てみると、フロント批判一色である。
萩原社長の挨拶の際にはブーイングの嵐。前節終わってからの主力大量戦力外通告によって、もともとあったフロント不信に火がついたようだ。その反動なのか、選手はもちろんのこと柱谷監督に対してもなぜか同情的な雰囲気に。最終的にあと勝ち点を「1」取っていれば残留していたわけで、采配次第でどうにかなっただろうということを考えると責任はあると思うんだけれどな(もちろん選手もだが)。ミクシィにも出所不明の怪文書みたいなのが出回っていたけど、批判のための批判になっているようでちょっといただけない気もする。
フロンターレは最終戦気持ちよく勝って2位。フッキ退団やら監督交代など前半にトラブルがあったことを考えると、よく頑張ったとも言えるしもったいなかったなという気もする。ACL出場権も得たが、来年はやっぱりタイトル奪取が期待されるだろう。