連敗街道(2)

プロ野球 オリックスブルーウェーブ千葉ロッテマリーンズグリーンスタジアム神戸

 前の観戦より2週間、僕が実家に帰省している間にブルーウェーブは最低の状態となっていた。5カード連続負け越し、4連敗で優勝戦線からも脱落。この日実家から京都に戻ろうとしていた僕は、急遽三ノ宮駅で降りてGS神戸へと向かった。三ノ宮駅前のB-WAVEで途中経過を見たところ、その瞬間に初芝にタイムリーを打たれ4回表、1-0となったところだった。

 GS神戸についた頃には5回。朝からの長旅で腹も減っていたので、食事を買って内野2階席へ。ブルーウェーブの先発はまたヤーナル。すると6回表、またも初芝のタイムリーで2-0。しかしその裏に谷のタイムリーで1点返し、チームの連敗、自分の観戦連敗を止める可能性はまだまだある。

 7、8回は両チーム無得点で試合は9回へ。ここで仰木監督は抑えのエースとなった大久保をマウンドへ送り、何が何でも勝ちたい試合にかける。しかし、代打大塚がヒット、そしてまたも初芝がライトへホームラン!代わった今村も酒井にホームランを打たれ大勢が決する。まさに初芝一人にやられた試合。ロッテ浦和球場で見た、日本ハム2軍相手に5の0だった初芝と、本当に同一人物なのか?これでチームは5連敗、観戦成績も6連敗となってしまった。

 この後、失意の内にJR新快速に乗って京都に帰る途中、地震の影響とかで高槻から徐行運転となる。高槻京都間が自転車並みのスピードとなってしまい、終バスを逃し京阪まで歩き、降りた後も数キロ歩かされる羽目になった。まさに踏んだり蹴ったり泣きっ面に蜂。