【スピードスケート男子500m・1日目】(NHK)

 清水宏保の出場で注目のスピードスケート500m。2本のタイム合計で競われる1本目。空気抵抗が低く、氷質も高速リンクと名高かったが、序盤から転倒者が続出。3組目の中国の選手、4組目のノルウェーの選手、6組目の韓国の選手と転倒が多発。8組目、アメリカのペルチャットもスタート直後に転倒、しかしすぐに起き上がってまた走るという荒業で、100までは同組のイタリア・イオリアティより速かった。前半20選手中4選手もが転倒という異常事態。氷の質がそれを呼んだのか。極めつけは最終組。優勝候補でもあるカナダのウォザースプーンがスタート直後につまずいて転倒。DNF(Did Not Finish、途中棄権)という恐るべき事態。
 好調だったのはアメリカ勢。ペルチャットは転倒したものの、カーペンターが今大会初の34秒台(34秒68)をたたき出し、その後清水と同組のチークが34秒78、そしてフィッツランドルフが初日トップの34秒42であった。フィッツランドルフのスタートは微妙だったが…(スローで見る限り。隣の堀井と結構差があったし)。
 清水は34秒61で0秒19差の2位。明日はカナダのアイルランド(笑)と、最後から2番目の組で走る。金メダルにはもっともっとタイムを上げていかなければならないということは本人もわかっているだろう。
 気になったのは、カナダのウエア。まるで触手でも生えてきそうな模様だ。あと、スタート地点の後ろの方にフジの陣内貴美子がずっといたのもちょっと気になった(どうでもいいか)。
 で、このレースの解説は黒岩彰であった。西武・松坂の専属広報、身代り出頭で問題となってから何をやっているのかと思えば、こんなところに出て来ているとは(むしろ松坂の広報をやっていたことを知ったときのほうがびっくりしたけど)
 それにしても明日の2日目、ウォザースプーンは走るのかな? せっかくだから一本ぐらい走るところを見てみたいのだけれど。