黒髪が減った理由

いまどき、若い女性で黒髪の人のほうが珍しい。営業やってる女性だってかなり明るい色の髪をしている(もっとも就職活動で面接を受けに来る時はそうでもなかったりするけど)。髪を染める行為が一般に受け入れられるようになったのは分かる。しかしだからといって黒髪の人がここまで減ったのはなぜなのだろうか?
で、昼ご飯を買いに行った時に、店のところに置いてあったカラーコピーに「黒い部分は色が潰れてしまうことがあります」と書かれていたので、ひょっとしてこういうのも関係あるのかなと思った。ビデオとか、写真とか、黒髪ってきれいに出にくい。もちろんちゃんと撮ればきれいに出るのだが、必ずしも撮影機材や腕がしっかりしたものばかりではない。そういう意味では髪に色がついていたほうが映えるのである。最近では携帯にもカメラがついてみんなお互いや自分を撮りあってるような状況。写りのよいように髪の色を変えるのも納得がいく。
もっとも携帯にカメラがつき始めたのもそんなに昔じゃない。じゃあそれより前はというと、プリクラだ。あれもそんなに画質がよくない。それでいて撮り直し機能がつくぐらい写りにみんな気を使うのだ。
テレビでも、最近は小さなデジタルビデオで撮影した映像を平気で使う。インターネット上ではせいぜい小さなJPEGが中心だし写真の画質はそう高くない。こういう要素も手伝っているのかもしれない。
ということは、地上波デジタル放送が普及してテレビの画質が格段に向上したら、黒髪がきれいに映るようになって、また復権するかもしれない。
なんか適当に書きすぎたかな。