人を採用するってこと

しおさんが就活中ということで、
http://plaza.rakuten.co.jp/shiodesu48/diary/200406130000/
自分が学生の時はまともに就職活動しなかったわけだが、何の因果か現在他の企業の採用活動の手伝いをすることになってしまっている。それで感じるのは、

  • 人事の人間って、結構素人だ。

中途採用のように職種を決めてピンポイント採用する場合は、スキル軸や配属場所との相性などを考えればいいのだが、ポテンシャル採用である新卒採用の場合、どんな説明会をすればいいのか分からない、学生にどんな質問をしたらいいか分からない、そもそもどういう人間を採用すべきなのか分からないという人は少なくない。

  • 人事も、サラリーマン

やる気なく公園でうたた寝している営業マンがいるように、中には仕事してる不利だけの人事マンがいたとしても何の疑問もないはず。また、最近の成果主義のあおりを受けて、「○○以上(学歴ね)何人採用がノルマ」みたいな会社もあるらしい。

  • 人事が自分より頭が悪いこともある

どうやったら学生の本心を聞けるか、学生が気持ちよく面接を受けることができるか、それどころか、学生も一人のお客さんであるということも想像できないようなバカな人事だっている。一般向けの商品じゃなくても、その学生が得意先に入社することだってあるというのに。

とまあひどい人事の話ばかり挙げてみましたが、もちろんそんな人ばっかりじゃありません。まともな人事の人はいかに自分の会社に合った人を採用できるか考えているし、まともな人は一社会人として学生に接してくれます。また、たまたま人事がひどかったからといって、会社が腐ってるとは限らないのが難しいところです。とりあえず、人事担当者レベルはなんとか上手く突破して、重役・社長面接あたりで自分に合ってるかどうか判断したいところですね。さすがに社長ともなると、しっかりと会社のことを考えています。自分に合う合わないは別にして、縁があるかないかも別にして、いろいろと影響を受けることも多いでしょう。