スネオヘアー「フォーク」（※ネタバレあり）

フォーク(期間限定)

発売日にショップに行くのなんていつ以来だろう、待望のスネオヘアーニューアルバムを新宿タワレコでゲット。エスカレーター前の抽選台、レジ真ん前の大きなスペース、アルバムPVを眺めている間にも大勢の人が買っていってましたよ。抽選にも当選、整理番号は200番代前半。何枚ぐらい売れているんだろう？
購入したCDをその場で開けてプレーヤーに突っ込んで聴きながら帰る。MP3プレーヤーには出来ない特権やね。ストライク・テノヒラと、まっすぐなシングル曲を冒頭に持ってきたのにも象徴されるのか、前のスネオのようなちょっと暗くて歪んだ感じは控えめになっている。前からのファンの人には賛否両論分かれるかもしれない。でも、一通り聴いた感じではなかなかいいですよ。タイトル曲「フォーク」とテノヒラPV撮影時にも聴いた「The end of despair」が今のところヒットです。
で、このアルバムでもう一つ気になっていたのが、発売前にリストから消えた12曲目「CCC Dream」。CCCDに対するメッセージソングかと言われながら、ある日リストから削除され、どこかからの圧力や大人の事情によるものかと噂になっていたのだが…。11曲目「エコー」の後に、隠しトラックとしてしっかり入っていました。そして激しいロックの曲調に乗ったその歌詞はかなり強烈。

兄貴のコンポが壊れてしまった／あの子に借りた○×▲◇☆…（叫び）／大切なものが壊れてしまった／大事な言葉が出て来なくなった

「言いたいことは歌の中に全部あるから」が口癖のスネオのことだから、心からの叫びに違いないだろう。Over the River後のシングルをCCCDで出していて（出さされていて）不本意な思いが溜まっているのだろうか