L-Bs 開幕戦インボイスSEIBUドーム

今年の野球に対する立ち位置も決まらぬまま、行ってきました開幕戦。ネーミングライツにより名前の変わったインボイスSEIBUドームには太陽の光が降り注ぐ。西武球場駅前でレオカードを売っている駅員さんの中に、石井貴に顔がそっくりな人がいた。

入口前には各球団の選手によるファンへのメッセージが書き込まれた巨大なボールが。4月1日からNPBのページで見れるそうなので、数点だけピックアップ。

「今年も野球ができて幸せです　オリックスバファローズ　本柳和也」
元BWの本柳。昨年は合併騒動もあり、正直な気持ちが心に響く。一方、Bu→Bsの大西は、

「なんとかなるさ！！　オリックス・バファローズ　大西宏明」
気持ちは分からんでもないが、誰に対してのメッセージ？
新球団・楽天からも一つ。

「球場にどんどん応援に来て下さい　楽天イーグルス　谷中真二」
球場に行く日は、谷中が投げない試合の方が望ましい。ミスチルファンさんも観戦記で、『不吉な事に谷中の書き込みが目に入り嫌な予感が頭をかすめました。』と書いています。ミスチルファンさんの観戦記は詳細までよく書かれているので、ぜひ一読を。こちらは些細な記憶とネタで進めます。
ちなみに、今回の観戦はミスチルファンさん主催の観戦会。参加者は、神戸太郎さん、大阪から来られたsarahさん、そして岡山から来られた佐竹台さん、今日の試合後に名前が決まった（笑）平野台さんの計6人。3塁側内野席での観戦です。
西武先発は松坂大輔。中盤までノーヒットだったが、ストレートも150km/hは1球だけ、ボール球も多く、いい具合に球が荒れていて打ちにくかったのかも。Bsの先発は川越英隆。松坂大輔とは同期入団で、松坂のおかげで新人王を取り損ない、個人的にはライバル対決だと思ってる。初球、佐藤友亮のセンター前へのあたりをセカンド平野恵一が追いつきジャンピングスローでアウトに。試合前の守備練習の最後で、同じようなジャンピングスローを大暴投していたのだが、よく体が動いていた。その後川越が不用意な四球・ヒットを打たれるも、ゼロに抑えたのもこの守備があったからこそ。
試合はそのまま投手戦。両エースが投げる開幕戦ならでは。7回に疲れていっぱいいっぱいになった川越から西武が連打で2点先制。できれば1点のところで交代して欲しかったなあ。逆にBsも8回松坂を攻めるが、攻めきれず1点どまり。
ビジョンに他球場の途中経過が出る。1イニングずつ徐々に点が表示されていくのだが、楽天がロッテをリードしているところでは「おお」という声。そして福岡ドームのホークス-ファイターズ。0-0で続いた7回表、ファイターズに「１」が入りライトスタンドから歓声。直後にホークスに「３」が入り大きなため息。ちょっと面白かった。
楽天と言えば、エビスビールの売り子がエンジ色なので、楽天のユニフォームに見えました。

9回、1点リードの西武は豊田清をマウンドに送る。しかしストレートがやっとこ140km/hと不調のようで、ガルシアにカウント2-3と粘られ、7球目をセンターに運ばれる。ここでガルシアが激走して3塁打。レフト側も一気に沸きます。続く塩谷和彦には代打・塩崎真。開幕戦12連敗中の塩Tの呪いを塩Zが消せるのか。同じシオザキの潮崎哲也がトークショーを行う池袋→西武球場前のノンストップトレインが走ったこの日、塩崎の方は、2-0と追い込まれた後、またまた粘って9球目を同点タイムリー。スタミナFの豊田はもう汗だく。

この後、村松有人に代打・水口栄二など仰木マジックぶりが披露されましたが得点まで攻めきることができず、逆に裏には日高がボールを弾いたりしているうちにサヨナラ負けでした。試合的には面白かったけど、逆に勝てる要素が見えていただけに悔しい結果に。
試合後は、一緒に観戦していた方々と、途中合流されたBu→Bsファンのクルネコさん、Lファンのりんかんさんとともに、居酒屋あぶさんで祝勝会ならず残念会。最後にじゃんけんに勝って、村松有人の直筆サイン入りお皿をもらいました。そういうわけで、今年は村松をより厚めに応援します。