主題歌

「黒の次は 白しか来ない 痛みはチョコにして喰え!」と。

『やりたいこと』があるというのは果たして幸せなのか。誤解を恐れずに言えば、自分には特にやりたいことは無い。おかげさまで、目の前に次々と舞い込んで来る仕事を最近はわりに楽しくこなせている。
『やりたいこと』ができなくなったから、と会社を辞めていく同僚もいる。会社が組織として有限である以上、誰もがやりたいことをやれるわけではない。そういう意味ではやりたいことのある人は不幸だ。
自分は目の前の仕事に対して、いかに上手くやっていい出来に仕上げるか、そこで満足感を得ることに集中している。いいと言えばいいが、長期的な向上が見込めないのが悩みだ。こんな心持ちでは将来のための下積みなんかできやしない。
すでに現在でも、現場経験が無い、専門知識が無い、特殊技術が無いといった中途半端な立場を感じている。持ち前の器用さで(人間的には不器用だが仕事的には慣れると器用だ)こなしてはいるが、いつどうやっても越えられない壁にぶつかるか不安でしょうがない。