大相撲観戦

Ron342007-05-19

今日は、大学の友人が仕事先から大相撲の桝席のチケットを手に入れたということで、招かれて大相撲の観戦に行ってきました。両国という町も初めてでしたが、外国人観光客も多く、場所中ですので活気がありました。
中に入ると、直接席に行くのではなく、案内所に行くように指示されます(いわゆるお茶屋と呼ばれるものだそうです)。案内所は20あり、どこに行くのかはチケットにスタンプが押してあります。そちらの方が席まで案内してくれます。
桝席は畳二枚より小さいぐらいで男4人では結構キツキツでした。ただ、席はいいので土俵がすぐそばです。案内してくれた方がお弁当などを持ってきてくれ、飲み物の注文をとってくれました(お土産についてはいろいろ分かったので後述)
さて、幕内の取り組みの時間に合わせて会場入りしたので、席に着いて2〜3番すると、幕内力士の揃い踏み、横綱の土俵入りが始まります。

最近は相撲を全然見ないので知らない力士ばっかりだったんですが、この時の歓声でだいたい人気のある力士が分かりますね。やっぱり一番人気があったのは高見盛

改めて見てもやっぱりあの仕草は面白いですね。懸賞もたくさんついていたのですが、永谷園のお茶漬けだけで5本ついており、それぞれ場内アナウンスで「海苔茶漬け」「鮭茶漬け」「梅茶漬け」「たらこ茶漬け」「わさび茶漬け」を言い換えてアナウンスしていたのが可笑しかった(懸賞の柄も微妙に違う)。あれだけ懸賞がつくと、逆に対戦力士はやる気が出るでしょうね。今日は高見盛がしっかり勝って、満足げに帰っていきました。

琴欧洲は遠くから見ても明らかに体型が違います。上半身と下半身のバランスとか、足が長いですからね。右ひざにしているサポーターが気になってしょうがないのは職業病です。今日は立会い変化からのはたき込みで、場内が終わった後ざわざわとした感じになりました。

横綱朝青龍。もし敗れれば座布団が舞うかと思ったのですが、危なげない相撲でしっかりと勝ちました。なんか自信に満ち溢れている感じがしますね。今日は千代大海が負けた以外は波乱の少ない取り組み結果でした。

最後に弓取り。観戦時間は2時間程度でしたが、あっという間でしたね。テレビで見ているのと違って、取り組みの間も退屈しませんでした。飲み食いしたり懸賞や力士の仕草をみていても十分楽しめたからだと思います。なかなかラッキーな体験が出来ました。

お土産の話

席に着いたらお弁当などを届けてもらいましたが、その量が半端じゃない量でした。

紙袋で手渡された内容が上の写真。上段左から、まずはそらまめ。次が焼鳥(5本)、これは冷めてましたがかなり美味しかったです。次に幕の内弁当(一番右がおかずの中身、これとは別にご飯がつきます)。下段は左から、あんみつがなぜか2個セット(栗や干し柿が入っていました)、そしてまた焼鳥(大・10本入り)、綱揚げ、甘栗。飲み物もビールを4本頼み、ただでさえ狭い桝席は身動きの取れない状況に(笑)。昼からずっと飲み食いしていて何とかなるような量じゃないでしょうか。焼鳥5本と弁当以外はお持ち帰りです。
これだけでも多いのに、取組が終わりに近づいてくると案内人の方がお土産の引換券を持ってきてくれました。その内容は、

明治屋の力士型チョコレート、あられの詰め合わせ、陶器のお碗2個セットで、これでさらに紙袋1つ分。結婚式の後よりも大荷物を持って会場を出ることになりました。会社にでも持っていかないと消費し切れません。
ただ、後で調べて分かったのですが、お弁当やお土産は席についているのではなく、予め注文されているものらしいですね。詳しくは書けませんが、友人にチケットを譲ってくれた人が結構立場のある方なので、その方にチケットを手配した人が用意してくれていたのでしょう。われわれとしては丸儲けとなってしまったわけですが。
あと、案内(お茶屋さん)には、心づけを渡すのが習慣だったようです。うちの席に飲み物の追加の注文を取りに来なかったのは、担当の人の性格じゃなくてそういったところが関係していたのでしょう。『分かってない客だなあ』なんて思われてたんでしょうね(笑)