都会の中にある緑。

春を感じられるポカポカとした陽気の中、目黒の東京庭園美術館に行ってきました。早い時間に行ったのでまだ人も少なく、ゆっくりと楽しむことができました。まもなく一斉に咲きそうな木蓮の蕾がたくさん付いていたり、花に寄ってくる蝶の姿が見られたり、梅はだいぶ散ってましたけど残っている木もありました。


美術館の展示は『建築の記憶』という建築写真展。焼失前の熊本城など記録的に貴重なものもあり。建物自体が文化財でおもしろい造りをしてました。
http://www.teien-art-museum.ne.jp/index.html

昼食後は隣の国立科学博物館付属自然教育園へ。こちらは庭園とは対照的に、できるだけ手入れを最小限にして、時間的な変化をそのまま受け入れようとしているのが面白かったです。昔に比べると周りに高い木が増えて松が減ったのだけど、その原因となった木々もシイなどの常葉樹に取って代わられるだろうという予測。カラスがやたら多くて他の鳥があまり観られなかったのが残念ですが。
自然は季節によって様々な姿を見せるので、また別の季節に来てみたいですね。明日からまたビルの中で頑張ります。
http://www.ins.kahaku.go.jp/