番外編 遠い地での開幕

オリックスブルーウェーブファンフェスタ(グリーンスタジアム神戸
 興奮を忘れないうちに書いておこう。昨年オリックスになって初めてBクラスに転落したブルーウェーブは、福岡ドームでの開幕戦となった。そのかわり、というわけではなかろうが、開幕戦のこの日、グリーンスタジアムでファンフェスタが行われた。

 予定通り寝坊し(笑)、阪急で三宮まで行き地下鉄でGSへ。着いたのは開門から20分後れた11:20ごろ。今日の目的の一つは、改装したGSをこの目で見ること。まず1点目は、内野のフェンスが1m下がって80cmになったこと。これは予想以上に近く見えます。今まで内野席から見たことはなかったけど、他の球場などの印象から考えてもすごいです。もともとGSは座席が(大阪ドームなどと違って)低いところにあるから、結構な迫力になるでしょう。

 改装2点目は、1階の座席の色を深緑に統一したということ。これもいい感じです。外野の裏に木が見えるような緑一杯の球場にはピッタリ。落ち着いた感じで好感が持てます、が、実際の試合ではこの緑ができるだけ見えないようにたくさんのお客さんが着てほしいもんです。

 3点目、スコアボード両脇にできた2つの大画面。1つは元からあったやつだが、もう一方は前にオーダーの表示場所だったところに新設されたものだ。必要に応じて、この画面にオーダーを表示したり、両方の画面で違う映像を流したりできるのである。これについては、とりあえず中継を見ながらファンフェスタのイベントも放送できたということでよいのではないでしょうか(笑)

 そう、今日の目的は福岡ドームでの開幕戦の中継を見ることでした。なんせテレビで中継をやらないもので…というわけで、試合開始の13:30まで時間があります。そこでもう一つの目的、それはグリーンスタジアムのグラウンドに下りることができるのです。グラウンドではベースランニングとかスピードガンとか写真撮影とかいろいろやってますが、その辺はあまり興味なし(苦笑)。とりあえず天然芝の感触を確かめに行きます。

 いやあ、やはりふかふかとして気持ちいいですねえ。緑もきれいだし。写真をとりたかったところですが(この日は快晴で、空は抜けるような青空でとてもキレイでした)、朝寝ぼけてカメラを忘れてしまったのが非常に悔やまれました。

 スタンドに戻って試合開始を待ちます。といってもまだまだ時間がありますが。あまりに天気がいいのでビールを衝動買いし、昼間っから飲むという極楽気分。天気がいいので酔いませんでしたが。ライトポール際でサングラスをかけて赤いトレーナーを着てた男は僕です。

 試合開始を待つ間にもグラウンドでは色々なイベントが。田口モデルグローブ(その日に実演制作していた)争奪○×クイズや、パパイヤ鈴木とおやじダンサーズのステージ(笑)などが行われていた。○×クイズの問題は結構えぐかった。足が一瞬見えて「この足は川越投手である。○か×か?」とか「次の瞬間大島選手は右に動く、○か×か?」など。データ系の問題も多くてしんどかったが、優勝者は(この後のイチローモデル争奪も含めて)お子様だった。うまくできてるなあ。

 そしていよいよ試合開始。試合の内容はあまり書かないが、ブルーウェーブが先制、ホークスは井口のホームランで1点返すも併殺が続き点が取れない、といったところで、4回ぐらいかイベントのために中継が途切れる。なんてことだ(怒)。おこってもしゃあないのでiモードで試合を見ながら中継再開を待つ。中継が戻ったのは7回ぐらいで、追加点が入って6-2となり、そのまま逃げ切った。最終回には抑えの具臺晟が登板し、危ういピッチングながら最後は三振で斬ってとった。

 ファンフェスタの終了と球場の閉門が午後5時。試合終了がそのほぼ10分前。ブルーウェーブの勝利と、主催者側の思惑通りに進んだわけだが、もし試合が5時で終わらなくてもそのまま締め出されていたのだろうか?それだと暴動が起こるのではないだろうか。あ、でもブルーウェーブのファンはおとなしいしこの日はお子様中心だったから大丈夫だろうけど、もしそうなってたらかなり後味悪いよなあ。ま、結果オーライでした。