J2 横浜FC - モンテディオ山形(三ツ沢球技場)

初のサッカー観戦として乗り込んだのは三ツ沢球技場。前日は昼まで雨だったが当日の天気予報は晴れ。「雨の次の日に晴れると、ピッチに近いので芝のにおいが気持ちいいよ」と教えられていたが、空には雲がかかり快晴とまでは言えない状況。浮き足立っていたのか、デジカメの電池だけカバンに入れて肝心のカメラを忘れてきてしまう。
今回は会社を通しての招待ということで、関係者入口からメインスタンド側への入場。入口は違えど椅子は同じだし屋根も無いというのは、事前に聞いてはいたけどすごいな、と思う。佐竹台さんに教えてもらった所のちょうど正面に当たるメインの真ん中最上段、アメフトだとチームのスタッフが無線で指示を出しているあたり、つまり全体が見渡せる場所に着く。話どおりピッチまでの距離がすごく近い。今回は上段に行ったけど、機会があったら前列で観てみよう。
スタメンの紹介が行われるが、城以外はほとんど知らないといっていい。事前にイヤーブックで名前は見ているものの、文字だけじゃイメージもわかない。イヤーブックで目に付いたのは新加入・シルビオ。なんと現役のトリニダード・トバゴ代表。逆に分かりにくい肩書きだ(ちなみに、トリニダード・トバゴは現在FIFAランキング62位)。今日はベンチからも外れたジェフェルソンの代わりに、MF登録ながらFWに入る。ちなみにジェフェルソンは関係者席に突然現れると、前半戦だけ見て去っていった。
そのシルビオ、前線で相手に競って行ったかと思うと、後ろでも守りに参加するなど、非常によく動き回っていたと思う。決定的なシュートを外してしまったのが悔やまれるが…。前半の半ば、山形のコーナーキックから、横浜FCの選手が見事なダイビングヘッドでオウンゴール!かと思ったらオフサイドだった。あまりに綺麗に決まったから、一瞬ゴールを逆だと思ったぐらいだ。
プレー中にときおりブーイングが起こるので何事かと思ったら、臼井幸平横浜FC→山形へ移籍)のものであった。その時の経緯などは他の方が詳しいだろうからここでは書かないし、他のBlogを読んだ感じでは、愛を込めたブーイングのようである。本当はどうかわからないけど。

臼井幸平選手(山形):
「(昨年まで横浜FCに在籍)ブーイングはもちろん聞こえましたよ。ただ、それも気持ちのいいものだと思ってプレーしました。アシストで結果を出せて良かったですね。試合後、横浜FCの選手たちからたくさん声をかけてもらえて良かった。本当に去年まで良くしてくれたチームだから、自分自身が今後も頑張ろうと思えた試合だった」(J's GOALより

ハーフタイムにはスポンサー『ふくしまの米』JA全農福島の人がはるばるやってきて挨拶。今日は入場者プレゼントとしてサトウのごはん・会津コシヒカリも配っていた。ひょっとしたら相手・山形の「はえぬき」を意識してのことかもしれない。お米ダービー。
前半終了間際から雲が厚く風も吹いてきて、後半開始時には照明に灯が入った。今日はコート無しでスーツだったので結構冷える。試合は後半は全体的に山形ペースで、先制点も山形だった。一方横浜FCは後半30分頃、交代で入った吉武が直後にゴールを決め、1−1の同点。そしてそのまま試合終了。フリーキックでのチャンスは多かったものの、誰にも触れずにボールが抜けていくばかりでイマイチ合ってなかったのが悔やまれる。
写真は配布されたチアリングペーパー。「三ツ沢をブルーに染めよう!」とのことだったが、選手入場の際、バックスタンドは裏面の白を使ってきれいに2色に色分けされていた。ちなみに公式サイトには「裏面には開幕記念の特別メッセージが入っていますので、家で飾るもよし、ホームゲームに毎回持ってくるもよし。」とあるが、そのメッセージとは…
一緒にハッスル!ハッスル!横浜FCキャプテン城彰二
…………^^; ちなみに今日の城は、途中ケガで担架で運ばれたり(頭打った?ふらふらしてたけど)、打てばいいのにシュート打たなかったり、終了間際に判定に不服でボール叩きつけて無駄なイエローもらったりと散々だった。次がんばってください。