今季初三ツ沢! 横浜FC-仙台@三ツ沢
横浜へ向かう電車の中、背後の席でビールを開けるオジさんたちの声。週末の行楽かと思ったら、横浜駅で降りる一行は真っ赤。レプリカをしっかり着込んだレッズサポーターの集団(vsマリノス@日産)でした。レッズのタイガース化が進んでいるような気が…
三ツ沢へ向かうバス停には大勢の列が出来ており、チームの調子のよさが人をさらに呼び込んでいる模様。仙台からの遠征も多く、今日は結構な入り。
前半
試合は開始から横浜FCペース。FCの試合を何度も見ている佐竹台さんの解説付きでの観戦となりましたが、初めてちゃんと見たアウグストは凄かった。力で突破するドリブルもいいし、多少無理目のパスが来ても体勢をを保ってしっかりとキープします。そのアウグストと中島が居る左サイドと、内田・小野が居る右サイド、どちらからも攻めの形が作れていました。ただ、
- クロスが全く合わない
- ミドルからのシュートは枠に入らない
なんて事をしていると徒に時間だけが過ぎていきます。0-0で前半終了。
後半
大きく試合の形勢が変わったのは、後半9分、仙台・千葉が一発レッドで退場。前半では明らかな反則も平気で見逃していた主審ですが、途中から不可解なファウルを取るようになり、試合も選手も不安定になります。判定に対し両チームのサポーターからブーイングの嵐。今日の主審は池田、発表になった瞬間、前の方で見ていた人が「池田かよ!」と叫んでいたところを見ると、前科持ちでしょうか。
人数不利になり『負けない』ことに切り替えた仙台は、逆にカウンターが冴えます。ロペスの目が覚めるようなシュートを見ると、「こいつだけはフリーにするな!」と心で叫んでました。横浜FCは逆に、両サイドをつなぐ山口素弘を負傷で欠き、人数の多さを上手く生かせない模様。しかし、再三のピンチをスゲことGK菅野が防ぎ、結果はスコアレスドロー。いまだシーズンで3失点しかしていない"ハマナチオ"の要が、今日も大活躍でした。
総評
試合前は、中3日の2位・横浜FCに対し、中7日でなんとか勝ち点3を奪いたかった3位・仙台。試合途中で数的有利になり、勝利が欲しかった横浜FC。引き分けでどちらも痛み分けです。90分興奮しっぱなしの試合で観てる方はよかったですが、城が試合後にキャプテンマークを投げ捨てていたように、選手にとっては「勝てたはず」という不満が残ったでしょうね。