劇的逆転負け

今日のBsは7回表終わって5-1と4点のリードから、あれよあれよで追いつかれて、延長10回サヨナラホームランで敗戦。この展開が象徴するように、昨季プレーオフ争いの原動力となったリリーフ陣が今のBsの泣き所になっている。これからBsの問題点を書き並べるので、気分を害する可能性がある人は読まないように。

リリーフ陣

BsのリリーフといえばKKO。加藤大輔:昨年防御率2.76→今季3.18。昨季はイニング数より多かった奪三振が14個(22回2/3)と、球のキレが不足しているか。菊地原毅:昨年1.38→今季3.78。昨年71試合登板も、今季はシーズンの4割が終わった時点で22試合しか投げられておらず。今日も川越が打たれた直後に出てきたが、ヒットを打たれランナーを帰してしまい火消し失敗。大久保勝信:昨年1.60→4.95。今シーズンはすでに自責点11で、昨シーズントータルの7を軽く上回る。特に、今日も岩村に同点ホームランを浴びたが、被本塁打5が目立つ(昨季は被本塁打1)
萩原淳(3.89→4.86):ロングリリーフも勤めリリーフ陣では最多イニングを投げているが、四死球の多い『黒ハギー』状態が昨季に比べ多い。山本省吾(6.00)、ユウキ(6.35)、本柳和也(5.40)、松村豊司(6.75)、香月良太(15.43)とリリーフ陣が総崩れ状態。
勿体無いのは先発が頑張っているからで、平野佳寿(2.17)を筆頭に川越英隆(2.64)、デイビー(2.93)、吉井理人(3.00)と4人が3点以内で柱が立っている。前川がダメでセラフィニが消えてオバミュラーが不安定という要素はあるが、トータルではいい方ではないだろうか。

とはいえ打線も

というか内野陣がケガで壊滅状態なのはもちろん痛い。平野が激突によるケガ、阿部ちゃんが骨折で欠場し、頑張って一軍に残って結果として迷惑をかけ続けたノリがついに二軍落ち。北川も肩が悪くて守備に不安があり、清原は当然ケガ持ちの上、劇的サヨナラ満塁ホームランの後は19打席でわずかヒット1本(2四球)、7三振と何かが抜けてしまったよう。ようやく復活した後藤が、ケガ明けで19打数7安打と明るい要素だが、守備では3失策と持ち味を発揮しすぎ。水口の打率.320が神に見える。
外野は外野で、谷も村松もなんとか3割弱ぐらいの打率は残しているが、走れなくてチーム盗塁数はリーグ最下位だし、ガルシアには3割打者の面影はないし、他の外国人打者はどこに行ったの?って感じだし。

まあ、ここまで悪い面を見て覚悟していけば、明日も気持ち安らかに観戦できると思います。今シーズンはまだ負け試合を観てないわけだしー。
はてなプロ野球’06

追伸

木田画伯の復帰勝利にはおめでとうを言っておきます。

おまけ

オリックス“燃料切れ”で延長負け - オリックスニュース : nikkansports.com

練習を終えたナインがベンチ裏に帰って来たが、食事どころか水もない。「どないなっとんねん! しばくぞ! こんなんプロ21年間で初めてや!」。清原が声を荒げた。神宮では夕方まで東京6大学新人戦が行われ、入場制限を受けた食事担当業者が出入りできなかったよう。

笑った。でもこれ、ヤクルト側も同じだよね?