全緑スタート：ヴェルディ開幕戦vsザスパ草津＠国立

昨日に引き続き、Jの開幕戦。今日はJ2のヴェルディ−ザスパ戦。晴れ渡る空に気温も高く、観戦日和であった。名波、服部、土屋、フッキ、ディエゴと超補強を行った新生ヴェルディの緒戦。今年のスローガン「全緑疾走！」のために勢いをつけたい試合である。
ところが、スタメンにやや異変が。GKの高木義成はいいとして、DFが左から服部、戸川、土屋ときて、右サイドは海本でも藤田でもなくルーキーの福田。特にケガが出たというわけではなく、力で開幕スタメンを勝ち取ったらしい。試合中も守備に攻撃に果敢に動いており、今後も期待できそう。MFはディエゴ、名波、ゼ・ルイス、大野と予想通り。しかしFWはフッキの相手が船越で、平本の名前はベンチにも無い。まだ発表されていないが、おそらく何らかのアクシデントであろう。残念である。
観客の入りはなんとか１万人を超えるぐらい。国立だと空席が目立ってしまうのが寂しい。ザスパのサポーターは結構まとまってて、歌っている歌も印象的な感じでした。ヴェルディの方も数年前に比べたら段違いに応援が楽しそうだった。今年は何度かゴール裏にも行ってみよう。

試合開始

ヴェルディのキックオフで試合開始。右サイドでのスローインを福田が素早く出すと、そのボールをフッキが中央に入れて、船越が右足でシュート。キーパーが弾いたところをもう一度船越が左足で押し込み、なんと開始50秒で先制！その後も試合はずっとヴェルディ優勢で進むが、前半はそのまま1-0で終了。
後半も開始直後、ゴール左側からのフリーキック。フッキのキックは壁を切り裂き、ほとんど真っ直ぐゴールに突き刺さる豪快シュート。これで2点目を取ると勢いづき、疲れてきた草津を攻め立て、CKから土屋、ディエゴ、終了間際にフッキの2点目で5-0の完勝。戦力差があるにせよ、チームに勢いをつけるには十分な勝利でした。
補強選手について、フッキ、ディエゴは強烈でした。特にフッキはDFが何人ついても止められない状況で、2人とも相手を吹き飛ばしながらプレーしていました。ゼ･ルイスも含めて外国人３人はかなり大暴れしそうです。船越はやっぱり足技が無くてフルに使うのはちょっと…という感じです。途中で出てきたこちらもルーキーのFW井上平が、出てくるなりクロスバー直撃の惜しいシュートを放つなど、いろんな選手が刺激を与え合いそうですね。
守備面では、ペナルティエリア内での土屋の堅さが目立ってましたね。ただ、もう少し攻撃力のあるチームと対戦しないと判断のつきかねるところはあります。

草津はあまりいいところがありませんでしたが、高田保則が時折一人でヴェルディの守備陣をかき回してたのが印象に残りましたね。

しかし、J2はサブが５人というのが残念ですね。J1みたいに８人ベンチに入っていればかなり闘い方に幅が広がるんですが…

ちなみに今日の主審は家本政明でしたが、大きな混乱は無くて何よりでした（笑）